KIDシリーズの歴史とPaintgraphic
ついにソースネクストから1980円のグラフィックツール登場!

・・・知ってる人はアレ?とか思うかもしれません。そうHYPERKIDそのものです。
このツールの愛用者として、値下がりしやがってこのやろう!という感情より、こんどこそふんばって欲しいという気分で いっぱいなので、まずはこのツールの布教活動から始めたいと思います。


まあ、一般的に言われているようにフォトショップの廉価版・・・という印象はあるのですが、個人的には このツールはフォトショップ以上だと思っています。 その点をいくつか最初に書いておきましょう。

・右クリックでスポイト機能が使える。
・勝手に白や黒の色を入れたりしない。
・ウインドウがまとまっているおり、隠すことが出来るのでマルチモニター環境でない場合は大きな画面で作業できる。
・最低限必要な機能はある上に価格が安い。

などが上げられると思います。デメリットは右の枠に。


なぜ1980円で売られるようになったか?

このシリーズは結構歴史があります。
私が始めて使ったのはFM-TOWNS版の Z'sSTAFF PRO TOWNSでした。当時四万円ぐらいしたかな?
そのころはフォトショップもメジャーではなく、レイヤーもありませんでした。したがってこのツールも大層へっぽこで、 パソコン通信で出回っているフリーのツールの方が使いやすかったものです。

それから私もWINDOWS環境になり、久しぶりにフルカラー環境に戻った最初のツールがSUPERKiD95でした。

それからずっとこのシリーズを使いつづけていますが、その間にいろいろありました。
まずツァイト社の倒産です。これをきっかけにファンファーレ社が立ち上がり”低価格フォトショップ”的な感じで ウルトラキッドシリーズが立ち上がっていきます。

この間、ファンファーレフォトグラファーといったYMCKにも対応した高価格なソフトも発売します。 定価38000円・・・PROシリーズの再現です。やはりというかこれも見事に転んでしまいます。 結局PSDフォーマットの書き出しに最後まで対応しなかったせいでしょうか?印刷と連携するならこれを フォトショップの代わりに使うとしても、どうしても必要だったのかもしれません。 まあ、私は今でも”白を透明に”のフィルターを使うためだけにインストールして使ってますけど。

そしてファンファーレ社もついに倒産。アイフォーからハイパーキッド(定価:12800円)として再出発することになりますが、フォトショップもLEシリーズを投入したことで、”低価格のフォトショップ”のイメージ的立場がなくなってしまいました。

そうこうするうちにハイパーキッドを”THEグラフィック”というまるでPSの1500円シリーズのように大幅値下げ して対抗しようしますが、まったく内容が変わってないものを名前を変えて投入したためにさらにツールのイメージが 低下し、アイフォー社(アスキーサムシンググッド)の倒産により、今度はソースネクストからさらに値下げされ、 Paintgraphicとして登場することになりました。

・・・もう投売り・・って感じですが、この機能の国産ツールがこの値段で普及しないのはもったいないですし、出来れば バージョンアップして欲しいところです。


<フォトショップを使う方がいい場合>
ということで一応デメリットも書いておきましょう。
まずマルチモニター環境などが実現している場合はセカンダリーモニターにウインドウを 並べておけばいい為、特別コンパクトなウンドウは必要ありません。また起動時にウイン ドウの位置を記憶していないようですしね。
またスポイトもWACOMのスマートスクロールを導入していれば、●●キーを押しながら ・・・なんてことをしなくてよくなるため、逆にショートカットをまとめられるといったメリット もあります。 バグも少なく、フィルターの実行速度が速いなどといった細かいところもプロにはポイント でしょうね。

やはりネックは価格です。そういった若干の操作性の向上の為にモニターとグラフィック ボード、タブレットにスマートスクロールをそろえられなおかつ10万円以上のツールを買 えるような人はフォトショップを使えばいいじゃん・・・ということかも。
そうそう、毎年2万程度のバージョンアップ費用も忘れずにね。

Back