格闘ゲームグラフィック講座

なぜ格闘ゲームか?

まず格闘ゲームを作るということについて。
多くの枚数のキャラクターのアニメーションに背景やエフェクトなど、とても初心者に作成を薦められるようなジャンルじゃありません。

しかしながら、格闘ゲームはツール類も充実していることや、アドベンチャーなどでは伝わらない楽しみがあります。

それは、自分の描いたキャラクターを画面の中で動かせるということです。

アドベンチャーやRPGゲームでもキャラクターを動かすことは出来ます。しかしながらそれは"シンボル"としてのキャラクターを表示しているということです。
それらのキャラクターが"移動しましたよ"とか"攻撃しましたよ"ということを伝えるだけのもの。
もっとも商品としてのRPG作品にはキャラクターが走ったり攻撃したりダメージを受けたりといったものを表現しているものも多くありますが、アマチュアの作品やプログラムが出来ないデザイナーがツールを使ってゲームを作るという意味合いではRPGでは"自分の描いたキャラクターを動かせる"という楽しみは感じにくいのではないでしょうか。

そこで仕方が無く、格闘ゲーム作成という長く険しい道のりを選んで挑戦していくことにいたしますが、ツールはもちろん今はデジタルカメラやスキャナーやタブレットといった入力デバイスの安価化と、FLASHなどのドローツールや3DCGなどを作画の補助的に使っていくことで決してプロ的な作品を作ることは不可能ではない時代・・・むしろプロが作っていない今だからこそ作る価値が"出てきた"とも考えられます。

若干そろえるハードやソフトが多いので初心者にはつらいかもしれませんが、どっちにしろ生半可な覚悟では完成させれませんので、"絵が描ければいいや"といったところからステップアップして"キャラクターを画面で動かしたい"というのにチャレンジしたい中級者向け講座としてやっていきたいと思います。

ただひとつだけ注意。
特別なことはなにもありません。ただひたすら描いていくだけ。この講座は失敗しやすい部分の注意点だけです。
ですので、読んだだけでは意味のないものだと最初に言っておきたいと思います。

テキストも挿絵も私が描きたいから描くだけだのものでもありますし、それは私にとってもこれを書いて公開することに意味がないことも重々承知しています。
願わくば、これを参考にCGアニメーションに挑戦して作ったり、作ったものを持ち込んでゲームメーカーに入社できる若者が一人でも多く居ることを望みます。


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