セル塗りする

ここから彩色していくわけだが、基本的にはトレス線といった感じの境界線をひいては塗りつぶしの繰り返してこれといってテクニックはない。せいぜい線が途切れているところは、"内側を塗る"に設定したブラシツールを使うといったぐらいのことかな?
というわけで修正が完了したのがコレ

まあこの辺はアニメを参考にしながら練習するしかないかもね。
ただ少し気をつけて欲しいことはCGとしての絵とアニメの絵はかなり違うということだ。アニメは動くことを前提としているし、CGの場合はキャラクターなどの見栄えを優先するものだということだ。

そしてそれらの印象を決定づける上で重要なのはパレット(色)の選択に違いが出るということだ。

この絵を見て欲しい。今回は説明が長くなるので中央のリアというキャラクターだけの工程を説明するつもりだったが、元々は一応こんな感じで完成させるための絵として描き始めたものだ。
そして後ろの2人と違う影のつけ方であることが分かるだろうか?

今回は意図的に影のつけ方を変えてみた。
それは前のリアに関してはメインで目立つキャラクターなので、女の子らしく顔の陰が目立たない配色にし、バックの二人は肌の影色などを暗めにし陰影を際立たせプロポーションなどのシルエットを際立たせてみた・・といった感じだ。

記号としてのキャラクター性というのは必要ではあるが、こういった派手な色を使った目立つキャラクターが画面内に2人以上いる場合は見せ方を考える必要がある。

それに対してアニメなどの場合は連続したカットの流れがあるのでさほど表現する部分などを考える必要はない。あったとしても演出の指示などがあるだろう。動かす際の都合や女性の顔の丸みなどを表現するために、影がごくわずかになることが多いことをアニメを参考にする際は気をつけておきたい。

また今回の場合はドローデータに原画を変換した・・ということもあって、全体的に線が太めになってしまっているという面もある。こういった絵の場合、影は比較的濃い方が作画上のくずれなどを目立たなくするといった効果もあるだろう。
今回は背景の2人と顔は若干存在感を落とす必要もあり、影を強めにしてみたり、全体を淡くしてBG色(白)溶け込ませてみた。

”目立たせる方法”や”目立たなくなる方法”はいくらでも想像できるのではないだろうか。
「どの程度目立たせるのか?」を考え、その場面や目立たせる度合いなどに応じて彩色の方法も変えていって欲しい。


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